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ベースのスラップ(チョッパー)奏法の教本に、必ずといっていいほど
名前が出てくるマイルスバンドでも活躍した、世界最高峰のベーシストの一人。

「Marcus Miller」(マーカス・ミラー)

プレイに「力強さと優美さ」を備え、ベース一本で
素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

数ある名曲のうち、今は亡きマイケル・ジャクソンに捧げたベース・ソロによる
ジャクソン5時代の名曲「アイル・ビー・ゼア」は特に秀逸。

I'll Be There


涙がでるくらい美しいベースソロです・・・。

ベース一本だけでも十分にメロディーのセンスやテクニックを堪能できますが
やはりマーカスミラーの真骨頂はドンシャリなスラップが際立つ
ファンクorヒップホップ調のビートにのせた演奏。

Come Together


HIGHER GROUND


どちらも原曲の良さを潰さない見事なアレンジ。

10代の頃、マーカスのスラップにあこがれて
アメリカで出版されたマーカスのスコアを見ながらひたすらベチベチやっていましたが
日本のスコアとはフィンガリング(ハンマーオン/プルオフ/スライド)や
ベンディング等の表記方法が若干違って読むだけで苦労したのは良い思い出(笑)

まぁしかし同じような音色に近づけ、フレーズを
なぞればなぞるほどベースを歌わせるということが
どれだけ難しいかを痛感させられるんですが・・・

Power


Bruce Lee


Cousin John


Bruce Lee


Tales


Infatuation


Strum



ライブもかっこいいです。風格がありますね。

Run For Cover


Power


素晴らしいの一言に尽きますが
ベーシストとして曲全体でゴリゴリ自己主張しまくることが
正義とされるのは「マーカス・ミラー」だけw

テンポおとしたゆるめの曲だと、抑えているとはいえ
本来目立つべきでないところで前に出すぎて多少やりすぎ感がありますが・・・

Jean Pierre


Rush Over


バンド内での過剰なスラップはケムたがられますのでくれぐれもご注意を(笑)