moodymanndet02
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こんばんは。
本日はちょっとマニアックな大人の音楽(ディープハウス)です。

少し話が逸れますが昨年の音楽業界の
大きなトピックの一つとしてハウス・リヴァイヴァルがありました。

そんな業界の勢いを突出して象徴していたのがDisclosure等。
彼らが最先端のものとして披露したビートは、軽妙なキックと
その裏で鳴り響くハットの気持ちよさからなるものであり、
それは紛れもなくハウスのノリでした。

表のシーンで活躍する彼等とは対照的に裏のハウス(と勝手に呼びます)で
第一線を賑わせているのが「moodymann」

ミシガン州デトロイトでカルト的な人気をほこるハウス・ミュージックのDJ/プロデューサー
MoodymannことKenny Dixon Jr。

It's 2 late 4 U & Me


Lyk U Used 2 feat. Andrés


No


アゲアゲなハウスとは対照的で音数は少なめ、
ディスコ、ファンク、ジャズのサンプル・ループを中心とした音作りで空間を感じさせ、
重心の低いサウンドで静かなにビートを効かせてくれます。

現代のような音楽が売れない時代に、日本において、ハウスを扱っている
すべての輸入盤店で発売直後に「SOLD OUT」とするムーディーマンの人気は、業界でも異例。

彼のキャリアは判明しているだけで、1990年代前半、かれこれ20年にも渡りますが、
今までまとまったインタヴュー等の記事はなく、そのミステリアスな佇まいといい、
その魅力は、まさに非凡の二文字。
生まれ持ったリズム&ブルースのセンスゆえに、ハウス・ミュージックという枠組みを
飛び越えて才能を示しており、ファンク、ソウル、ヒップホップ、ジャズ、R&Bを織り合わせて、
豊かで予想できないようなコラージュ作品を生み出してきています。

Freeki Motherfucker
※今年の4月の来日ツアーの映像をもとに制作


Sunday Hotel


Why Do U Feel


デトロイトでアナログという媒体に拘りながら音楽を作り続ける偏狭な気難し屋。
というのは管理人の勝手なイメージですがリリースされるアルバムの出荷数は
残念ながら毎回ごくわずかで、ネット上で高値でやりとりされているのをよく見かけます。

しかしなんと今年の3月、ファンの間ではリリースが待ち望まれていた、
MOODYMANNのNewアルバムがついに解禁されました。
(今回のアルバムは手に入れやすいです)

デトロイトの多くのアーティストたちが多大なリスペクトを送る
George Clinton率いる、Funkadelicの名曲「Cosmic Slop」のカヴァーも収録。
それもかなり原曲に忠実な形でカヴァーしているあたりに強いリスペクトを感じます。
この曲をひさびさのアルバムでカヴァーするその姿は、デトロイトの
ブラック・ミュージック・カルチャーの歴史そのものを背負い、
リプレゼントし続けるという、彼のサウンドの裏に潜む情熱を感じます。

Funkadelic featuring Moodymann...Sloppy Cosmic


表面的なリズムや上モノを使うことで流行に乗っていることをアピールするのでなく、
むしろより一層、ハウスのスピリチュアルでダーティーな部分を強調しているように思います。

ブラック・ミュージックが宗教歌を一つのルーツとして世俗化していった歴史や、
自分のルーツがアメリカとアフリカに引き裂かれ放浪を余儀なくされた
ブルースマンたちの苦境から生み出されたSOULの魂。
わかりやすいフックがなくても、フロアで流れれば拳を握りしめ、
その場にいる人たちと顔を見合わせたくなる音楽というものは確かに存在する。
それがMoodymannの音楽。

9 Nites 2 Nowhere


I'm The Baddest Bitch (In The Room) (Moodymann Mix)


I Need You So Much - Runaway